パトロールにゃのだっ！



今日はご報告です。

先だってお話した、昨年の１０月２２日に遭ったひったくり事件、
その犯人が捕まりました。


一週間前に刑事さんから電話があり、
東京近郊のY市に住む３２歳の男が、つい先日捕まったとのことです。

きっかけは、代々木において、
同じ様にひったくり事件を起こし、
防犯カメラにしっかり写っていたことと、
ひったくったバッグがハイブランドのHのモノだったため、
欲を出して質屋に持って行ったところから、
内偵捜査をすすめ、逮捕に至ったとのことでした。



驚くべきは・・・・・
犯人は、昨年の８月に刑務所を出てきてから、
約５０件程のひったくり事件を繰り返し、
今まで生活をしてきたとのこと。
その内、現状までに認めて立件出来ているのが３０件程、
その内の一件がわたしの事件とのことです。


犯人の自供の中で、
「麻布十番でもやった。日付は１０月。」

というところから、現場に連れて行き、
具体的に確認を取ったところ、
被害に遭った状況と全く符合しているとのことで連絡がきました。



半年以上経って、後遺症も薄れた頃の出来事、
正直、驚きました。


犯人が捕まった今だからこそ言えますが、
私は犯人の特徴を詳しく覚えていなかったのです。


黒のバイクにフルフェイスのヘルメット、
ナンバーも分からず（おそらく無かったのでしょうが、それも分からず）、
バイクの特徴も、ロクに言えずじまい・・・と、
犯人逮捕に至るような記述が全く出来ませんでした。



ただ、警察で調書を取った後、
刑事さんからは、
こういう類の犯罪者は同じ犯罪をまた起こし、
それがきっかけで数年経ってから捕まり
連絡がいくケースもある、とは聞かされましたが。。。まさか！


事件直後に、あれだけ時間を取り、
あらゆることを聞かれまくった調書は、
こうして犯人逮捕につながったのか・・・と実感しているところです。



何より・・・素直に良かった、というか、
私の中で少しピリオドが付けられた気がします。

実際に犯人に会ったわけでもないし、（会いたくもないけれど）
逮捕の瞬間を見たわけではないけれど、
刑事さんと話をして、内容を聞いた段階で
「ああ、ひとまず犯人は塀の中なんだ」と、感じられました。


それまでは、
今日もどこかで、
ほら、そこを行くバイクの人が？
・・・と、
疑心暗鬼で暮らしてましたから。。。。。



その晩はつくづく、
ぱぱと、

「やっぱり悪い人間はちゃんと罰を受ける。
まっとうに真面目に生きてきて、間違いはなかったね」と、

胸を撫で下ろしました。



・・・そう、
悪いことをする人間は必ずや捕まり裁きを受けます！




現在、犯人はまず、代々木の事件での裁判を始め、
今後、私の件を含めた事件での裁判が続くそうです。
いずれにしろ、刑務所出所後のすぐの犯罪、
執行猶予など付かずに実刑にしますから！との
刑事さんのお言葉でした。



今は、失ったバッグがどこでどう処分されたかを、
もう一度取り調べていただくようにお願いし、
連絡を待っている状況です。
なにしろ５０数件、
ほとんど何をどう処分したか、記憶が定かでないようです。

逃走途中の信号待ちで捨てたり、
（この場合は拾得物で出てきたりもしたそうです）
川へ投げ入れたり、ごみ置き場に捨てたり、
焼却場へ捨てたり・・・とのこと。

聞いた途端にためいき・・・でしたが、
ダメ元でいいから、何か聞き出せれば・・・と思いました。
それで、ようやく、も少し区切りが付けられるかな〜と。




・・・と、
そんな先週でした


皆さまには
事件直後、またその後も
ずっと励ましのお言葉をいただき、本当にありがとうございました！

まっとうな思いや祈りって、ちゃんと叶いますね。
・・・今は、
つくづくそう思います。


また連絡が入ったらご報告しますが、
まずは、ご一報！させていただきました






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