5月2日、ちょうどGWのさなかに
予定通り東京大学動物医療センターに行きました。

予約の時間は午後2時半、
そう、
もう定期検診になってからは、大きな検査は無いので
朝からでなくとも大丈夫とのことで、この時間がすっかりレギュラーに。

ランチ営業も1時を過ぎピークを越えた頃、中抜けし帰宅。
早めのお昼ごはんを召し上がっていただき、
少しお寛ぎになった頃にはキャリーにお入りいただき、と。。。
ノアちゃん自身ももう大きな検査は無い、と自覚しておられるようで
スルッとお入りになられるのでとても助かる、助かる。

タクシーで向かう車中、
そして病院でも
キャリーのカバーを開放していても全然逃げないんですよ、今では。
病院に慣れたのと、
逃げようとする体力があまりない、というところ。
だから病院内で座って落ち着いたら
キャリーごと膝に乗せて上部のカバーを開放、
そして撫でるか手を添えて親子で待っている、というのが定番に。
周りのワンちゃんの患畜さんが吠えまくっても
びっくりして逃げるでもなく、落ち着いていて
スッと顔を出して「お静かになさって」と目くばせする、といったオトナな対応!

さてさて、
今回も予約時間ぴったりぐらいに研修医のT先生に呼ばれました。
実はこの研修医のT先生、
今まで担当していてくれたD先生から代わっております。
どうやらこちらでは3月末でいっせいに全ての研修医の先生が卒業、
各々いろいろな病院などなどに行かれ、
4月からは新しい研修医の先生が担当に。

2月から担当していてくれたD先生、
短い期間だったけれど、その優しい穏やかな物腰に
ノアちゃん、すっかり慣れていたので最後の診察の日はちょっと切なかった。
「ちゃんと引継ぎをしておきますのでご安心ください」の言葉と共に
4月に入って前回の診察でご挨拶したのはT先生、
D先生とはまた違ったタイプの明るいノリのいい先生、
こちらを前向きにさせてくれる対応で安心しました。
そんな訳でT先生とは2回目の診察ながらもすっかり打ち解けていて
問診もスムーズに。
こうした空気って、患畜本人に伝わるものがあるから、とっても大事だと思う。

さて、
問診内容ですが。。。
実はこの日の1週間前から再び連日の嘔吐が始まっていました。
体重は3.23kg。
お昼ごはん後だったこともあるだろうけど、
吐いてもよく食べていたおかげで、何とかキープ!
おそらく前回、血小板値が低いので
抗がん剤を4日に一度から5日に一度に減らしたせいかも?と
こちらが想像していたことと同じ見立てが。
もしくは病気の影響で膵炎や腸炎を併発しているかもしれないので
今日は血液検査プラス、お腹をエコーで診ることになると思います、とのこと。
いつものように検査の為に
ここでいったんノアちゃんをT先生に預けて待合室へ。

2月から通い始めてまだ数か月だけれど
初期の頃に来る頻度が高かったり、緊急でも一度来ていたせいか
受付や会計の方々とはすっかり顔馴染みに。
と言うか、
皆さん動物愛情マインド高し、のいい方ばかりなのだ。
こういうところも有難い。
そして、周りにいる患畜さんとその親御さんも
実はすっかりお馴染みさんだったりする。
実際にお声を掛け合った方もいるけれど、
そのほとんどは、よくお見かけする皆さま。
定期健診の曜日とか周期で一緒になるケースもあるのだろうけれど
「あーあのワンちゃんだー」「あー茶トラちゃん、今日も来てるー」
と心の中で思わずつぶやいている待ち時間だったりする。

入院している患畜さんのワンちゃんは、
この待合室の前列の椅子で親御さんと面会するのが常のよう。
好物のおやつやフードをもらったりして
抱っこしたり撫でてもらったりしながら時間を過ごしている。
夕方の面会時間が終了する頃には
「また会いに来ますのでよろしくお願いします」と
研修医の先生に託している姿がとてもグッとくるのです。

ノアちゃんが実際そうであるように
ここに来ている患畜さんは、ほとんど重度の病気を抱えている。
だから処方されている薬や病名の説明が聞こえてくると
「リンパ」「抗がん剤」っていうワードはよく耳にする。
そうここは
東京、そして関東近郊に住む動物の最後の砦。
そして同時に思うのは
ここのドクター達は、救命医と同じ思いでいるのだろうな、ということ。
そんなハードな毎日の中でも
ノアのことが心配になって電話をくれる主治医のN先生はじめ、
全てのドクターに感謝の気持ちでいっぱいになります。


さてさて・・・
そんなことを頭に中で巡らせていると、
程なくしてノアちゃんがT先生と一緒に待合室に戻ってきました。
カバーを開けると落ち着いている、よしよし、
T先生から、やはり血液とエコーだけで検査は終了とのこと。
5分後には再度診察室へ呼ばれ、今度は主治医のN先生。
血液検査の結果、今回は血小板値がほぼ正常値とのこと、やったー!
おそらく前回はエラーだったかも?でした。
エコーでも他の病気はみられないので
最初の見立て通り、抗がん剤の投与が少なくなった事により
徐々に病巣の進行のほうが先んじたための嘔吐でしょう、とのこと。
ただ、逆に言うと
現在の抗がん剤がノアちゃんに有効ということが言えますよ、とのこと。
そうか、そうだよね、
うん、それはすごく大事で良かったことかもしれない。
この抗がん剤、
ヒトとおんなじで、効かなくなったら次の薬、
そして、また効かなくなったら次の薬、と
今後変えていかねばならない、と言われているのです。
最後にどれも使えなくなったらって覚悟はしてるけど、
ひとまず最初の薬が有効で長く使えると有難い限り、よしよし。

そんな訳で、
血液検査の結果も大丈夫なので、
今回から再度、抗がん剤は4日に一度の投与に、
その他3種の薬も変わらず。
念のため、嘔吐が激しい場合の頓服としてセレニアも処方してもらいました。
次回の診察は一か月後くらいの・・・6月6日でどうでしょう?とN先生、
思わず「先生、オーメンですね〜」と言ったら、3人で思わず笑ってしまった。
すっかり居心地いいのだ、診察室も。
ノアちゃんも落ち着ている、この環境も有難い限り。

その後、
待合室で処方薬を待ち、T先生から受け取り、
1Fに降りてタクシーを呼ぶ電話をし、待つ間に会計を済ませる、
と、これももうすっかり慣れたルーティーン。
さぁて・・・
やんちゃな弟たちが待つ家に帰ろう、
そして3にゃんでごはんをガツガツ食べようね、
またいつもの日常に戻ろう。




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